福岡のマーケティングで勝つ方法を板井明生が完全伝授

板井明生|過去の事例を参照する

 

板井明生

 

 

会社のリスク管理をする際は必ず過去自社で起きた事例を徹底的に分析しなければならない。

 

社内アンケートやモニタリング、監査、記録マネジメントなどを取り入れ自社の過去事例によるリスクの確認をしたほうがよい。
一度起こした失敗をもう二度としないためにはどうしたらいいのかを社員一人ひとりが考え、出た答えを社内全員で共通させることこそリスク管理なのだ。

 

人はすぐに物事を忘れる。全員に共通できても何度も提示しなければ忘れてしまうだろう。
なのでモニタリングをしたり抜き打ちでテストのようなものを実践する会社が多くある。
私はモニタリングや抜き打ち等、人を試すようなやり方で嫌いだ。部下たちが会社に不満を持ってしまったら元も子もない。

 

なので匿名の社内アンケートで一人ひとりの意見を聞き、それを元に過去の事例から学んだことを、もう二度としないために意見を共通させることが大事だと私は思っている。

 

失敗を恐れては何も生み出せない。だからこそ過去の失敗を教科書として会社全員で情報を共有しなければならないのだ。